倶知安町
倶知安町は「東洋のサンモリッツ」と称される後志地域の中核都市です。後志総合振興局をはじめとする官公庁や多くの公共施設が集まる、地域の行政・経済の中心地となっています。南には名峰・羊蹄山、西にはニセコアンヌプリを望み、羊蹄山には多彩な高山植物が自生しています。

町の主な産業は農業と観光です。主な作物はジャガイモ、米、テンサイ、小豆で、特に町は肥沃な農地で栽培され、高品質のデンプン含有量で有名な「倶知安じゃが」ジャガイモが有名です。
倶知安町は自然豊かな町で、ニセコ山脈の主峰である「ニセコアンヌプリ」と、「蝦夷富士」として知られる「羊蹄山」の景色を望めます。この地域の大雪は豊富な水を育み、明治時代から農業が盛んになりました。
この町は日本でも有数のジャガイモ生産地です。冬には、世界中からスキーヤーやスノーボーダーがパウダースノーを楽しみにやってきます。グリーンシーズンには新鮮な空気が高原を流れ、さまざまなアウトドアスポーツが楽しめます。
冬には、世界中のスキーヤーやスノーボーダーがパウダースノーを楽しみに訪れます。
ニセコ町
ニセコ町は、ニセコ・積丹・小樽海岸国定公園の中心に位置し、雄大な自然に囲まれた日本有数のリゾート地です。町のシンボルである羊蹄山をはじめ、ニセコ連峰やアンヌプリの山々が連なり、四季折々に美しい表情を見せます。豊かな自然環境を背景に、冬は世界的に知られるパウダースノーを求めて多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れ、夏はラフティングや登山、温泉など多彩なアクティビティを楽しむことができます。

ニセコ町には、自然に囲まれた風光明媚なテントサイトから、地域最大のリゾートであるヒルトンニセコビレッジやリッツカールトンリザーブなどの世界クラスの高級ホテルまで、幅広い宿泊施設があります。観光業はニセコの主要産業であり、冬には世界中から観光客が訪れます。
この町は、北海道で最も降雪量が多い地域の1つであり、世界的に有名なパウダースノー、広大なスキー場、約6か月続くスキーシーズンなど、スノースポーツの主要な拠点となっています。
近年、ニセコは一年中楽しめる目的地としても人気を博しています。夏のハイキングや登山のほか、ニセコの豊かな自然環境を背景に、乗馬、釣り、ラフティング、カヌーなどのさまざまなアウトドアアクティビティを楽しむことができます。
夏にはハイキングや登山のほか、乗馬、釣り、ラフティング、カヌーを楽しむことができます。
蘭越
蘭越町は、後志地域の南西部に位置し、羊蹄山やニセコ連峰などの山々に囲まれた自然豊かな町です。町の中央を流れる尻別川は、全長約126kmを誇る後志地域最大の一級河川で、その清らかな水は「清流日本一」にも選ばれています。川は豊かな流域を潤しながら日本海へと注ぎ、町の風景と暮らしに大きな恵みをもたらしています。

蘭越町を流れる尻別川は、ニセコ連峰から湧き出る清流に恵まれた、道央を代表する渓流釣りの名所です。河川本流ではニジマスやヤマメ、ブラウントラウトなどが狙われ、多くの釣り人が訪れます。
尻別川の清らかな水と肥沃な土壌、昼夜の寒暖差を活かして育まれる「らんこし米」は、食味日本一を競う「米-1グランプリ」で評価されるブランド米として知られています。
さらに蘭越町には数々の温泉郷が点在し、ニセコ温泉郷の一翼も担っています。湯本温泉、昆布温泉、黄金温泉など、泉質やロケーションが異なるながらも、湯めぐりや日帰り入浴が楽しめる温泉地として人気です。
このエリアには、自然環境を最大限に生かしたキャンプ場や家族向けのコテージがあります。